top of page

自閉スペクトラム症の特性

自閉スペクトラム症 (Autism spectrum disorder: ASD) は、今からおよそ75年前にKannerとAspergerによって、自閉症として認識されました (Mottron, 2020)。


その症状は「社会的コミュニケーションの障害」と「限局された反復的行動」に分けられ、米国精神医学会の最新の診断基準であるDSM-5では、ASDの判断基準とする症状に含まれています (2013)。


具体的には、社会的コミュニケーションの障害として、

①相互的関係 (応答性) の障害

②非言語的コミュニケーションの障害

③社会的スキルの乏しさ


の全てがみられること、限局された反復的行動としては、

①同じ行動パターンを繰り返す

②決まった行動や考え、習慣へのこだわり

③特定のものに対する強い興味

④感覚の過敏さ、または鈍感さ

のうち少なくとも2つ以上当てはまることが診断には必要とされています。


これらの症状以外にも、顔や名前が覚えられない、運動が苦手などの特性を伴うことが報告されています (岡田, 2020)。



参考文献

Mottron, L (2020). Autism spectrum disorder. Handbook of Clinical Neurology, 174, 127-136.

American Psychiatric Association: Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fifth Edition (DSM-5). Arlington, 2013.

岡田尊司 (2020). 自閉スペクトラム症 「発達障害」最新の理解と治療革命 幻冬舎新書.




ABUWでは見学・体験など随時募集中です!

また、児童発達支援や保育所等訪問支援だけではなく、お子様の発達支援のお悩みや、放課後等デイサービスや相談支援などの障がい福祉制度についてのご相談も承っています。

お気軽にご連絡下さい。

=======================================

児童発達支援・保育所等訪問支援

【ABUW春日】

所在地:福岡県春日市千歳町2−67

TEL:092-558-7907


【ABUW筑紫野】

所在地:筑紫野市原田7-12-5 サンフォーレ舞音2F

TEL:092-408-3350

=======================================



Comments


COPYRIGHT 2021 ABUW. ALL RIGHTS RESERVED.

bottom of page